ガラスと線画の物語*第8話『幸せの色』

2013年02月12日
story_08のコピー


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ある雨の日
男の子はとても悲しんでいました。

かわいがっていた青い小鳥が
その日の朝、突然いなくなってしまったのです。

男の子はからっぽの鳥かごをみながら、

冷たい雨にうたれて寒い想いをしていないかな。
ごはんはちゃんと食べられているかな。
くいしんぼうな猫につかまえられてたらどうしよう…。

そんなことを一日中考えては、悲しくて泣いてばかりいました。

次の日
元気のない男の子のために、お母さんが
青い小鳥が刺繍されたハンカチをつくってくれました。

「この青は幸せの色なのよ。いつも大切に持っていなさいね。」


男の子は、澄みきった青空にハンカチをかざしてみると
空がうっすら透きとおってみえました。

まるであの青い小鳥が 大空を自由に飛びまわっているようで

その様子はやっぱりすこし悲しかったけれど、嬉しくて
胸がいっぱいになったのでした。

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次回のキーワードは『おそろい』。
ガラス作品は セキセイインコのヘアゴムです。




みなさんはこのテーマでどんなお話を想像されるでしょうか。
次回は2013年2月19日(火)18時にお届けします。
お楽しみに☆


☆この企画は毎週火曜日18時 2つのブログで同時更新しています☆
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