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ガラスと線画の物語*第40話『てっぺん』

2013年09月24日
story_40.jpg

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家でトランペットの練習をしていると

「赤ちゃんが起きてしまうから どこかべつのところでやってちょうだい」

母親にそういわれた少年は しかたなく家をでて
街のはずれにあるフルーツ塔にむかいました。

フルーツ塔のてっぺんには ちいさなベンチがひとつ置いてあって
街をみわたすことのできる こどもたちのひみつの場所だったのです。

危険だから近づかないようにと フルーツ塔のまわりに
はりめぐらされたフェンスには抜け穴があります。

そこをくぐりぬけ、
少年は さびついた梯子をゆっくりのぼって
フルーツ塔のてっぺんにたどりつきました。
幸いなことに 今日はともだちは来ていませんでした。
ちょっとがっかりもしましたが これで心おきなくトランペットの練習ができます。

少年はてっぺんから見渡した街の景色が一等すきでした。

おおきく深呼吸をして トランペットを吹くと 
まわりの林からは鳥たちがいっせいに飛び立ちました。

この場所で吹くトランペットの音色はどこまでも風がはこんで
くれるような気がして 

少年は これからは毎日ここで練習しようと心に決めました。


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パラルシルセより届けられた
次回のキーワードは『お昼時』
ガラス作品は、お昼休みのピアスです。






みなさんはこのテーマでどんなお話を想像されるでしょうか。
次回は2013年10月1日(火)18時にお届けします。
お楽しみに☆



☆この企画は毎週火曜日18時 2つのブログで同時更新しています☆
京都寺町雑貨屋パラルシルセの手作りブログ
ものづくりの箱庭
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