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ガラスと線画の物語*第51話『幸せな時間♪』

2013年12月10日
story_51.jpg

******************

ひさしぶりに再会した
三日月くんと一番星くん。

「ひさしぶりだねぇ 元気だった?」

「以前に会ったのはいつだったかなぁ。」


ひさびさの再会をおたがいに喜びあい、会話も弾むなかで
一番星くんが こんなことを三日月くんにたずねました。

「三日月くんが幸せだなって思うときって、どんな時?」

「そうだなぁ。
わたしはひとりきりでいる時間をとても大切にしていてね。
だから、静かな場所で ゆっくりと読書している時間が幸せだね。」

「うんうん、三日月くんは読書が大好きだもんね。
ひまさえあれば、ずーっと本を読んでるからなぁ。」

「一番星くんは読書が苦手だったね。
わたしがおすすめの本を貸してあげても、ちっとも読まずによく返してきたもの。」

ふたりは昔の出来事を思い出し、笑いあいます。

そして今度は 三日月くんが一番星くんにたずねました。
「それじゃあ、きみはどんな時が幸せなんだい?」

一番星くんはすこし首をかしげて こう答えました。

「うーん、ぼくっていつでも幸せだからなぁ。
でも、誰かといるときや みんなでにぎやかに楽しくおしゃべり
している時が一番幸せな時間だよ♪ 
落ち込んでても なんだか元気がでてくるんだ。」

「そうだね。
ひとりきりの時間もいいけれど、こうやって
きみとひさしぶりに話していると
たのしくてつい、時間がたつのを忘れてしまう。」

一番星くんがふとあたりを見渡すと
うっすらと空が明るんできていました。

もうすぐ太陽さんが 朝をつれてくる時間。
長い夜は終わろうとしています。

三日月くんがため息をついて 別れを惜しみました。

「幸せな時間っていうのは不思議とあっというまにすぎていく。
いつもそうだ。なんともさみしいね。」

一番星くんは 
だんだん見えなくなっていく三日月くんに 手をふりながら
最後に大きな声でいいました。

「ぼくは幸せな時間のことはずっと覚えているよ!
だから三日月くん、おたがい次に会えるのを楽しみにしていよう!」


『じゃあ、またね』


************************


一年間続けてきました
パラルシルセさんとのブログ企画
『ガラスと線画の物語』も
残すところ あと2話となりました。
長いようであっというまですね。
あと、ちょっとさみしい!

終わりにむけて、いままでみてくださったみなさんに
何か素敵な贈りものができればなぁ~とおもっています☆

最後までお付き合いいただけましたら
嬉しいです*


パラルシルセより届けられた
次回のキーワードは『待ち遠しいね♪』。
ガラス作品は、トナカイのブローチです。







みなさんはこのテーマでどんなお話を想像されるでしょうか。
次回は2013年12月17日(火)18時にお届けします。
お楽しみに☆



☆この企画は毎週火曜日18時 2つのブログで同時更新しています☆
京都寺町雑貨屋パラルシルセの手作りブログ
ものづくりの箱庭
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